【歯周病】原因と予防法を解説!歯医者が教える正しい口腔ケア方法
2023/07/19
健康な歯を維持するためには、歯周病の予防が非常に重要です。歯周病は、歯周組織に炎症が起こり、歯を支える組織を破壊してしまう病気です。その予防には、正しい口腔ケアが欠かせません。この記事では、歯周病の原因や予防方法について詳しく解説し、歯医者が教える正しい口腔ケアの方法についても紹介します。歯周病に悩んでいる方はもちろん、これからの口腔ケアの参考にしていただける内容となっています。
目次
歯周病
原因と予防法を解説!歯医者が教える正しい口腔ケア方法
歯周病とは、歯から周囲の歯肉・歯槽骨に至る病気のことを言います。歯周病は口腔内の歯垢(プラーク)や歯石が原因となってしまいます。歯垢や歯石は、食べ物のカスや唾液が混じり、口腔内に残ってしまい、徐々に歯垢・歯石となります。歯垢・歯石は、口腔内に悪玉菌が繁殖する土壌ともなります。そのため、歯垢・歯石を除去することが、歯周病を予防するためには非常に重要です。
歯周病の予防法は、口腔内の歯垢や歯石を取り除き、口腔内を清潔に保つことが大切です。歯ブラシは、正しく使わないと、歯垢・歯石を取り除けません。正しい歯ブラシの使い方は、歯ブラシを垂直に当て、小刻みに動かすことです。歯ブラシの毛先が歯肉に当たるように、軽く力を入れると、歯ブラシの毛先が歯と歯肉の間に入り込み、歯垢を取り除くことができます。歯ブラシだけでは、歯周病を完全に予防することはできません。デンタルフロスや、歯間ブラシを使って、歯垢や歯石が溜まりやすい歯と歯の間もキレイにしてください。
歯周病予防のためには、食生活を見直し、健康的な生活を心がけることも必要です。栄養バランスの良い食事を心がけ、砂糖や脂質の多い食品、ジュースやカフェインを摂り過ぎることは避けましょう。また、タバコは歯周病を進行させる因子となりますので、禁煙することが望ましいです。 歯周病は進行すると、歯茎から歯槽骨まで失われてしまい、歯がグラグラになってしまうこともあります。歯周病に罹患してしまった場合は、早期発見、早期治療が必要です。定期的な検診を行い、歯垢・歯石の除去と、適切な治療を行いましょう。歯周病にならないためにも、予防が大切です。口腔内の清潔を保ち、適度な運動や栄養バランスの良い食事を心がけ、歯石・歯垢を取り除くことが、歯周病予防に大切なことです。日々の口腔ケアを徹底しましょう。