歯周病の恐ろしさと予防法
2024/02/19
歯周病とは、歯を支える骨や歯肉などに炎症が起こる病気です。この病気は、口臭や歯の動揺、出血、そして最悪の場合、歯を失う原因となります。また、近年の研究では、歯周病が心臓病や糖尿病、脳卒中などと密接に関連していることが報告されています。つまり、歯周病は口腔内の問題だけに留まらず、全身の健康にも深く影響していることがわかっています。そこで本記事では、歯周病の恐ろしさと予防法について詳しく解説していきます。
目次
歯周病の恐ろしさと予防法
歯周病は、歯肉の炎症に起因する病気で、重症化すると歯を失ってしまうこともあります。また、歯周病菌は全身の健康にも影響を及ぼす恐れがあるため、治療や予防が重要です。
歯周病の原因
歯周病は、主に歯垢や歯石が原因で起こります。歯垢は、口腔内に存在する細菌や食べかす、唾液、粘液などの成分が混ざり合ってできるもので、歯に付着することで歯肉の炎症を引き起こします。歯垢が長期的に残ると、歯石となり、歯石は歯垢よりも着色しやすく、取り除きにくいため、歯周病の原因となります。
歯周病の症状
口臭や歯肉の腫れ、出血、歯周ポケット、歯の動揺、歯周病菌が関与する可能性がある全身の疾患(糖尿病、心臓病、妊婦の早産など)などが、歯周病の症状として挙げられます。特に、歯肉から出血がある場合は、早めの対策を必要とします。
歯周病の予防法
歯周病を予防するためには、口腔内を清潔に保つことが重要です。正しい歯磨きを行い、歯垢や歯石を取り除くことで、歯肉の炎症のリスクを低減することができます。また、定期的な歯科医院での検診・クリーニングを受けることで、早期発見・早期治療が可能となります。
歯周病は、口腔内だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼす病気です。正しい予防・治療を行い、健康的な生活を送るために、歯科医院で相談・対策を実施するように努めましょう。