歯周病から予防まで 歯医者が教える口腔ケア術
2023/12/12
歯周病は、歯を失う最も一般的な原因の一つです。しかし、十分な口腔ケアを行うことで、予防することができます。この記事では、歯医者が教える口腔ケア術を紹介します。歯周病の予防をはじめ、健康な歯を保つために、ぜひ参考にしてみてください。
目次
歯周病とは何か
歯周病とは、歯とその周辺組織に起こる病気の総称です。病気の進行によって、歯茎が腫れたり歯と歯茎の間の溝が深くなり、最悪の場合は歯を失うことになります。歯周病の原因は、歯垢や食べかすなどが歯茎と歯の間に残り、炎症を引き起こすことが挙げられます。
歯周病の早期発見と予防
歯周病を早期に発見するためには、日々の口腔ケアが大切です。いつもしっかりと歯みがきをし、歯ブラシの先を歯と歯茎に当て、歯茎の状態を確認しましょう。歯茎が腫れたり、お茶やコーヒーを飲みすぎた場合に黄ばみが目立ったり、口臭を強く感じる場合などは、歯科医師に相談することをおすすめします。
歯周病治療
歯周病の治療は、歯科医師によって行われます。歯周病が進んでいない場合は、プラークの除去や抗菌剤の処方などが行われます。進行した歯周病の場合は、歯ぐきを切開し、歯と歯茎を分離して、根の下までプラークや歯石を除去します。再生療法という手術を行うことで、歯周病で失われた骨を再生させることも可能です。
予防のためには自分でできることが大切
歯周病を予防するためには、まず日々の口腔ケアが大切です。歯みがきだけでなく、フロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間に残ったプラークも取り除きましょう。また、歯の表面を覆うフッ素の塗布やマウスウォッシュの利用なども予防のためには有効です。
以上、歯周病から予防までの口腔ケアについて紹介しました。日々の口腔ケアや定期検診を怠らず、歯周病の予防に努めましょう。